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なんて素敵な幸せネットワーク

 
その人が、その街にいることが奇跡のようで、本当になんて幸せなことなんだろう。

思わず、心からそう思わずにいられないような、心温まるお話を読みました。
タイトルは『詩羽のいる街』。

  (『詩羽のいる街』表紙)

 
主人公は、お金を一切持たず、家もない詩羽さん。
マンガ家志望の陽生くんが、そんな彼女と出逢ったのが公園で、子どもたちのカードゲームのカード交換会を仕切っているところでした。
7人いる子どもたちがそれぞれ持っているカードと欲しいカードを瞬時に把握して、てきぱきとトレードしていく詩羽さんの手腕は見事で、交換会が終わる頃には、ほぼ全員が満足。
そして、その後、何故か陽生くんは、そんな彼女と一日デートをすることになります。
そのデートの中で詩羽さんが、どのようにして街の人々と繋がっているのか、そしてそんな彼女を知る人たちの生活がいかに素敵かを知っていく陽生くん。
物語は、

  • そんな陽生くんと詩羽さんの一日デートのお話「それ自身は変化することなく」。
  • 自殺を決意した少女と、その現場に偶然乱入した詩羽さんのお話「ジーン・ケリーのように」。
  • 街の人に幸せになって欲しいと願う詩羽さんの物凄さが良く判るお話「恐ろしい <ありがとう>」 。
  • 実は、詩羽さんは都市伝説だった?というお話「今、燃えている炎」。

と、4つのお話から成っています。

「難しそうに見えることでも、まずチャレンジしなくちゃ。できるかどうかは、試してみなきゃ分からないんだよ」と、話す詩羽さんの、前向きで底抜けに明るく楽天的な考えは、本当に素敵です。
「どうすれば、皆で幸せになれるか」を常に考えて、実践していく詩羽さん。
彼女のような大規模な幸せネットワーク作りは無理だとしても、自分の周りでできることだって、きっとあるはず。
そんな前向きな気持ちになれるので、「どうせ・・・」なんて、少し後ろ向きに考えてしまう方はもちろん、中学高校大学生と学生の皆さんにぜひ読んで欲しいな、と思った本です。
 

Note book information

文中の本の詳細については、本のタイトルをクリックして下さい。
「紀伊國屋書店」サイトへご案内します。 

  『詩羽のいる街』 
 

Note outline

「あの日まで、僕はこの世に奇跡が存在するなんて信じていなかった」。マンガ家目指して持ち込みを繰り返すもののいっこうにモノにならない僕。ある日突然現れた詩羽という女性に一日デートを申し込まれ、街中を引きずり回される。お金も持たず家もない彼女が、行く先々ですることは、街の人同士を結びつけることだけ。しかし、そこで見たことは、僕の人生を変えるに十分な出来事だったのだ。幸せを創造する奇跡の人、詩羽とは(カバー折り返し部分より)。

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