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『ライディング・ロケット』

最近、宇宙の話題が出ていますが、タイムリーにも

 (『ライディング・ロケット(上)』表紙)

という、あまりお上品とはいえない元・宇宙飛行士の書いた本を読みました。
上下巻で、読み応えはバッチリ。
何よりも、NASAの職員や宇宙飛行士にインタヴューした人やその他の人が書いたものではなく、実際に宇宙へ行った人が書いた本だから、赤裸々に綴られたその出来事の数々は迫真です。

さて物語は、作者のマイクが、宇宙飛行士になりたくて、その募集にチャレンジするところから物語りは始りますが、最初は、「宇宙飛行士候補者」というなんとも頼りない位置からスタートしています。
さらに、その状態で無為に時間がすぎること数年。
その間の焦燥感やら、やっと宇宙へ行くことが決定したのに、2度の延期などなどの波乱万丈、さらに、宇宙へ行くことで家族にかける多大な心理的負担のことや、万が一何かあった時のことなど。
そして、衝撃的な出来事だったチャレンジャーやコロンビアの事故のことや、シャトルの危険性に触れ、事故に至るまでの不安なできごとや一向に改善されない危険な設計上の欠陥、上層部の思惑など憤りを感じずにはいられないことなどなど、詳細に書かれています。

それでも、宇宙へ行った時の、そこから見る地球の美しさについての章を読んでいると、あまりにも美しい景色の描写の連続にウットリ。
読んでいるだけでも、「見てみたい!」と思うくらいなので、実際に見た著者にすれば、例え命がけのフライトになっても、「もう一度見たい」と思うのも納得です。

辛い出来事も良い出来事もすべて、実直に語られたNASA飛行士の物語。
久々のノン・フィクションでしたが、一気に読めてしまえる上下巻でした。
 

Note book information

文中の本の詳細については、本のタイトルをクリックして下さい。
「紀伊國屋書店」サイトへご案内します。 
 
  ライディング・ロケット(上)
  ライディング・ロケット(下)
 

Note outline

「あなたって豚ね、ミュレイン」軍隊じこみのユーモアセンスは、女性宇宙飛行士たちの大ブーイング。―スプートニクで宇宙に憧れ、夢を実現した著者が、スペースシャトル創成期の日常を生きいきと描く(上巻帯より)。

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