声も出ない恐怖を思い出す本
思い返せば昨年の一月は、オットにとっては最悪の一月でした。
普通は、とっても楽しいと思える「東京ディズニーリゾートへの旅」が、タワー・オブ・テラーというアトラクションのひとつのせいで、恐怖のテーマパークへと早変わり。
一番最初に選んだアトラクションの選択ミスが、思わぬトラウマを作ってしまったようです。
さて本日。
オットの恐怖体験を思い出させるような本を発見。

(『
マダム小林の優雅な生活』表紙)
タイトルだけ聞いていると、とてもではないけれど、そんな恐怖体験が甦る気配など、まったくナシ!
でも、エッセイの内容、
- 真実のお気楽ライフ
- 流行遅れ
- 夜のお供
- 指まで接着地獄
- サザエさんとオザケンはえらい
- オトサン
- 汚い話
- 趣味の園芸
- 函館の女
- かぞえの三十三
- 怒りの餃子
- 長編読み物・心のアウトドア派(1・2)
- とりあえずネイティブへの道
の中の、最後から2つめ。
「長編読み物・心のアウトドア派(1・2)」が、問題のお話でした。
小林夫妻がカナダへと旅行に行った時の話ですが、自称アウトドア派という夫のことばに疑惑を抱いた、マダム小林が夫に「ラフティングをしよう!」と提案したことから、夫が大変な目に合うというものです。
カナダの大自然の中、激流を下りつつ「ギャー!」だの「アレー!」だの「オー!」と、皆で絶叫しつつの右往左往の大騒ぎをしている中、なんと夫の声だけが聴こえない
という下りを読んで、ハッと記憶がプレイバック。
続く、
固まったまま夫は声さえ出していなかった。いや、出せなかったのかもしれない。あまりの恐怖で。
と読み進め、
「そうそう!私もあの日、人が怖いときって、声が出ないってコト初めてしったわ~」
と、のんきに思い出す私に、オットが横で
「あの時は、本当に死ぬかと思った」
とボソリと呟いています。
優雅なタイトルの本で、よもやそんなオットにとっては忘れたくても、忘れられないような恐怖体験を思い出すことになろうとは・・・・・・・。
しかも、本の内容は、優雅というよりもマダム小林の面白い体験談満載だったので、ちょっぴり意外な感じの読了でございました。
文中の本の詳細については、本のタイトルをクリックして下さい。
「紀伊國屋書店」サイトへご案内します。
『マダム小林の優雅な生活』
結婚生活も三年目に突入したマダム小林。家事全般をひきうけながらも、一歩外に出れば女優という職業婦人である。そんなマダム小林、ある時はロケ先であわや突然死事件を起こし、ある時はストーカー銀行員と対決し、またある時は、愛するオットとカナダで激流に呑み込まれる…。慎ましやかだけど、なぜだか笑える事件続出のマダム人生(帯より)。
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