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『海がくる』

ずーっとずっと前のことですが、星新一さんのお話を読んで、ものすごく怖い思いをしたことがあります。
何のタイトルのお話かはすっかり忘れてしまいましたが、「怖い」という感想だけが心に残っていて、それ以来、彼の小説は一度も読んだことがありませんでした。

ああ。なのに、久々に短いお話で、「怖い」と思う本に出会ってしまいました。

  (『海がくる』表紙)

絵本です。 
<星新一ショートショートコンテスト最優秀作>の作品を絵本化したものだそうです。

タイトル通り、「海がくる」という話です。
静かに。ゆっくりと。でも確実に、遠い所から自分の住む所まで海が近づいてくるということが、淡々とした文章で綴られています。
家も団地も公園も何もかもが、一夜にして海になる。
なのに、誰もパニックになっていない。まして、その海になった場所に住んでいた人々が逃げ出したという形跡もなし。

頭の中で、読んだ場面がリアルに映像化されてしまうから、街が静かに海になっていく様子が、本当に怖かったです。
なのに、結末を知るために最後まで読んでしまって、余計に怖かった・・・・・。
小学校低学年からの絵本だそうですが、こんな本をその頃に読んでいたら、絶対にトラウマになっていそうと思った本です。
  

Note book information

文中の本の詳細については、本のタイトルをクリックして下さい。
「紀伊國屋書店」サイトへご案内します。 
 
    『海がくる』

Note outline

海がくる。しずかにしずかに海がやってくる。それなのにだれもにげようとはしなかった。第5回星新一ショートショートコンテスト最優秀作、待望の絵本化(本の説明文より)。

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