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『モノレールねこ』

辛いことや悲しいことを乗り越えないと、その後の優しさに出会うことができないなんて、読んでいてツライっ!
と叫びたくなるのが、加納朋子さんの『モノレールねこ』です。

 『モノレールねこ』表紙)

この本は、

  • モノレールねこ
  • パズルの中の犬
  • マイ・フーリッシュ・アンクル
  • シンデレラのお城
  • セイムタイム・ネクストイヤー
  • ちょうちょう
  • ポトスの樹
  • バルタン最期の日

と、8つの短編からなりますが、一番最初のお話の「モノレールねこ」の一場面で、ちょっと辛くなって、一度本を閉じてしまったくらいです。
もちろん、お話は、辛いことや悲しいことがあって、次のステップへと進むわけだから、それがなければ成り立たないのは判っています。
でも、やっぱりツライと感じてしまう気持ちを持つと、どうしようもなくなって、例え最後ハッピーエンドで終わったとしても、モヤモヤが残ります。

特に、一番やりきれないと思ったのが、偽装結婚を提案した私と相手のミノさんとのお話「シンデレラのお城」。
本人が納得していて、それが本人にとって幸せだと感じているのなら、それはそれで良いのですが、読んでいるこちらは、もう胸が痛くて痛くてたまりませんでした。

辛いことがあって、ものすごく泣きたくなった時に読むと、共感して確実に泣けるのではないかと思う本です。
そして、ただ泣いて終わりではなく、その後にどんな形であれ幸せがやってきたり、良いことがあるんだと、感じさせてくれる本でもあると思いました。
  

Note book information

文中の本の詳細については、本のタイトルをクリックして下さい。
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  『モノレールねこ』

Note outline

時をこえて届くあの頃からの贈りもの。儚いけれど、揺るぎない―「家族」という絆。
デブねこの赤い首輪にはさんだ手紙がつなぐ、ぼくとタカキの友情(「モノレールねこ」)。夫を待つ時間に取り組んだ白いパズルの中に、犬の気配が(「パズルの中の犬」)。家族をいっぺんに失った中学生の私と、ダメ叔父さんの二人暮らし(「マイ・フーリッシュ・アンクル」)。私と偽装結婚したミノさんは、死んだ婚約者がそばにいると信じていた(「シンデレラのお城」)。ロクデナシのクソオヤジに苦しめられてきた俺に、新しい家族ができた(「ポトスの樹」)。会社で、学校で、悩みを抱えた家族の姿を見守るザリガニの俺(「バルタン最期の日」)(帯より)。

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