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『とりつくしま』

死んだ後、未練残る人に、何かモノにとりつく機会をくれる「とりつくしま係」。
そうして、色々な人が、さまざまなモノにとりついた10のお話と番外編1つの短編集です。

  (『とりつくしま』表紙)

その内容は、

  • 母がとりつく「ロージン」
  • 夫のマグカップにとりついた「トリケラトプス」
  • ジャングルジムにとりつく幼子の「青いの」
  • 愛する方の扇子にとりつく「白檀」
  • 孤独な男が名札にとりつく「名前」
  • 母の補聴器にとりつく「ささやき」
  • 妻の日記帳にとりつく「日記」
  • マッサージ機にとりつく「マッサージ」
  • 片想いの女の子の話で「くちびる」
  • 孫のカメラにとりついた祖母の「レンズ」
  • 番外篇 びわの樹の下の娘

です。
どれも、設定が設定だけに、とっても切なくなるお話ですが、個人的に好きな話は、「ロージン」と「白檀」。
あまりにも、悲しくてやりきれないと思ったのが「ささやき」でした。

でも、もしも自分が「とりつくしま係」に、

「何にとりつく?」

って、聞かれても、多分とりつかないような気が・・・・・。
良く使うモノの寿命は短いし、寿命の長いものはだいたい箪笥の肥やしだから、そう考えると怖くて、とりつくなんて無理です。
おや?

「私って意外と臆病だったのかも」

と、自分の意外な一面を発見デス(笑)。
 

Note book information

文中の本の詳細については、本のタイトルをクリックして下さい。
「紀伊國屋書店」サイトへご案内します。 
 
   『とりつくしま』

Note outline

死んでしまったあなたに、とりつくしま係が問いかけます。そして妻は夫のマグカップに、弟子は先生の扇子に、なりました。切なくて、ほろ苦くて、じんわりする連作短篇集(帯より)。

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