« hirari | トップページ | 『孔雀狂想曲』 »

『ハンプティ・ダンプティは塀の中』

借りたい本が見つかると、「借りたい本リスト」にどんどん記載していきます。
そして、移動図書館がくる2日くらい前に、7冊くらい、どどーんと予約します。
一人5冊借りられるので、夫の分と合わせて10冊ですが、移動図書館にて、良い本があったときのために、余力を残しておきます。

で、「借りたい本リスト」は自分で作成しているだけあって、もちろんタイトルを覚えているので、移動図書館がきた時、棚にその本があると、

「おおっと。コレ、リストにあったよ」

って、即座に気が付きます。
この本 ↓ がそうです。

 『ハンプティ・ダンプティは堀の中』表紙)

5つの連作短編集ですが、主人公は、ちょっとした短気から警察沙汰になり、留置所のごやっかいになるハメになるワイさん。
一番最初に、ワイ=Yかと思いきや、和井さんです。

で、そのワイさんの入った部屋には4人の先客がいて、デンさん、ノブさん、ハセモトさん、マサカさんと知り合いになります。 
そして、その中で、

  • 古書蒐集狂は罠の中
  • コスプレ少女は窓の外
  • 我慢大会は継続中
  • アダムのママは雲の上
  • 殺人予告日は二日前

と、5つの謎解きが披露されます。
物語はすべて1人称で書かれていますが、「コスプレ少女は窓の外」と「アダムのママは雲の上」の2つの話は、ワイさんではない人で書かれています。
新入りのワイさんでは、見えないもしくは知らない事情や視点を書くためなのかなぁ・・・・なんて、いっぱしに思い巡らしたりしましたが、どうでしょう???

ちなみに私は、5つのお話の中で「アダムのママは雲の上」が一番気に入りました。
ワイさんとデンさんが、

アレは、もしかしたら殺人だったかもしれない

という疑惑の話をしているところから発展する話です。
ヒマつぶしに話を聞く輪に入ったノブさんとマサカさん、そして、狸寝入りして話を聞いていた、新入りで語り手のハッサンを巻き込み、だんだんおかしな方向へと進んでいきます。
そして、「どうなるのか?」とドキドキしながら読み進めて行くと、アッと驚くドンデン返しが・・・・・というと大げさかもしれませんが、なかなか話の展開が楽しかったです。
 

Note book information

文中の本の詳細については、本のタイトルをクリックして下さい。
「紀伊國屋書店」サイトへご案内します。 
 
  『ハンプティ・ダンプティは堀の中』

Note outline

第一留置室で繰り広げられるおかしな謎解き合戦。必ず最後に真相に辿り着くのは、誰よりも胡散臭いマサカさん!?留置場版日常の謎(?)など愉快な五編を収録した連作ミステリ。 (カバー折り返し部分より)。

Note please click it 

  • ポチっと1回ずつクリックしてくれると、すっごくウレシイです♪

     ブログランキング・にほんブログ村へ

|

« hirari | トップページ | 『孔雀狂想曲』 »

アリスの本だな」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« hirari | トップページ | 『孔雀狂想曲』 »