« この味はサランラップ? | トップページ | 長月まで その9 »

『ア・ハッピーファミリー』

先日、タイトルを見てピピッときて借りてきた本『ア・ハッピーファミリー』。

 (『ア・ハッピーファミリー』表紙)

 
夫が、昨夜寝る前に読んでいて、

「うおぉ!?」

という、ものすごい驚きの声を上げたので、その声に驚いてしまいました。
なんと夫は、この本の作者名を見ておらず、読み終えて作者のプロフィールを見て、ものすごく驚いたようです。

いわく、

「男が書いていたなんて・・・・・」

少し呆然としている夫。
その気持ちはよーく判ります。
失礼な話、私もタイトルを見ただけで読み始めたクチで、何の疑問もなく女性作家だと勘違いし、夫と同じ驚きを体験ズミです。

さて、その驚きの本の内容はと言いますと、一言で言ってしまうと、

7人家族の日常、いろいろあるけどハッピーだ~ 

という感じのものです。

語り手は、7人家族の三女で中学2年生のミキ。
自分の息子に甘いおばあちゃんに、ニートになってしまった父親、一人息子を溺愛する母親、お父さんがイヤで家を出て行った長女のナナコ姐、美人でちょっと不安定な次女のマミちゃん、秀才だけど、いじめや両親の態度に悩む長男の源五郎、という家族構成の中、彼女は、とっても強く逞しいキャラクターとして存在しています。

彼女は、他者に迎合せず自分の道を進むことのできる強さを持っていて、さらに何か問題があった場合、逃げずにまっすぐに対峙します。
もちろん、100%できた人間ではないので、時に逃げてしまうことがあっても、ちゃんと反省して、自分の非を素直に認める強さもありです。
そんな心の強さがあるから、この7人の家族の中で次々に持ち上がる問題も、彼女を中心に皆で乗り越えていくことができるのだと思いました。

家族の問題と並行するように、学校でのイジメの問題も同時進行していきますが、すべて丸く収まり幸せです。
ドタバタなお話ではなくて、読了後にホンワリとした気持ちになれる家族の話を読みたい時にオススメです。
 

Note book information

文中の本の詳細については、本のタイトルをクリックして下さい。
「紀伊國屋書店」サイトへご案内します。 
 
  『ア・ハッピーファミリー

Note outline

坂本家はサザエさんちと同じ七人家族。ニートの父親、サプリ漬けのばあさん、いじめに悩む長男、かさぶたができるまで頭を掻きむしる二女etc…七人家族があゆむ、へたくそで、ばらばらで、泣きたくなるほどあったかい日々。第一回きらら文学賞受賞作(帯より)。

Note please click it 

  • ポチっと1回ずつクリックしてくれると、すっごくウレシイです。
  • 元のラインキングサイトへ戻られる方もこちらをご利用下さいませませ♪

     ブログランキング・にほんブログ村へ  

|

« この味はサランラップ? | トップページ | 長月まで その9 »

アリスの本だな」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« この味はサランラップ? | トップページ | 長月まで その9 »