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『卵の緒』

昨日は、移動図書館がやって来た日。
さっそく、夏の100冊×3社分のウチの1冊を借りて読みました。

 (『卵の緒』表紙)

瀬尾まいこさんの『卵の緒』ですが、新潮文庫の目録をペラペラと見ていて目にとまったタイトルです。

「卵の緒?卵の殻とヘソの緒の中間くらい?」と思いながら、あらすじを見ると、

僕は捨て子だ。その証拠に母さんは僕にへその緒を見せてくれない。代わりに卵の殻を見せて、僕を卵で生んだなんて言う。

なんて、書いてあります。
自分を捨て子なんて言いながらも、全然悲壮感を感じられなかったのは、続く文に、

それでも、母さんは誰よりも僕を愛してくれている。

と、続いているから。
そして、この本を読むと、本当に母さんは、<僕>に愛していることをことばと行動の両方で、伝えています。
だから、ユーモアがあって、底抜けに明るく、おおらかなお母さんと、そのお母さんが「出会った中で一番優しい男の子」だと言っている、僕・育生くんの日常生活をうらやましいと感じるくらい、すっかりこの本のトリコになってしまいました。

また、

「人生の楽しみの半分は食にあるんだから」

と、言い切るお母さんのことばとおり、食卓に並ぶ料理の美味しそうなこと!
ふわふわのオムレツから始まって、一番好きな人に食べさせたくなるくらいおいしいハンバーグに、にんじんブレッド・・・・・。
読み終わった後には、好きな人と一緒においしいものを食べることができる幸せを、あらためて心から感謝する気持ちがわいてきます。

ポンポンポンと、とてもテンポの良い話の運びに一気に読み終えて、今、心がとても温かくて幸せいっぱいです。
   

Note book information

文中の本の詳細については、本のタイトルをクリックして下さい。
「紀伊國屋書店」サイトへご案内します。 
 
  『卵の緒』

Note outline

僕は捨て子だ。だって、うちにはへその緒がない。母さんがごそごそと出してきた箱には、白くて小さな卵の殻が入っていた。「誰よりもあなたが好き。それはそれはすごい勢いで、あなたを愛してるの。今までもこれからもずっと変わらずによ。ねえ。他に何がいる?それで十分でしょ」母さんは言った。・・・・・家族であること、家族になること、を軽やかなタッチで描く中編小説ほか書き下ろし1編(ハードカバーの帯より)。

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