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見えない未来を考えて

今日、『痛快!エブリデイ』という番組で、

「いのち見つめて ~臓器移植法施行から10年~」

という特集をしていました。
内容は、臓器移植を受けて、結婚することができるまで回復したカップルの話、娘の臓器を提供した家族の話、移植を待つ状況など、でした。

夫と私は、<臓器提供意思表示カード>を持っていません。周囲で持っているという話も聞きません。
きっと、<臓器提供意思表示カード>にサインするということは、自分にとって、また、まわりの大切な人にとって、考えたくない未来・起こって欲しくない未来に直結しそうだから、気軽に持つというわけにはいかないからだと、思います。
でも、時々、考えます。
自分のこと、様々な状況に生きる人のことを・・・・。そして、「自分に起こるかもしれない、色々なもしも・・・」を考えます。

そんな時に、この番組の中で、臓器提供者の姉のインタビューを見ました。
彼女は、妹とともに<臓器提供意思表示カード>を持ち、妹が「まさか」と思うような状況になった時、生前の妹との約束を守るべく、両親を説得して、妹の臓器提供を実現したそうです。
そして、7つの臓器が、今もレシピエントの中で生きているとのことです。

見ていて、すごく意思の強い素敵な人だと、思いました。
もしも、私の妹が<臓器提供意思表示カード>を持ち、何かあったときには、周囲を説得して欲しいと、私に頼んできた時、妹の意思を尊重して了承すると思います。だけど、現実になってしまった時に、実行できるかどうか、自信がありません。生きている人の想いを優先してしまい、妹の望みを裏切ってしまう可能性の方が高いです。

十人十色だから、色々な考え方があって当然です。
カードを持つ人、持たない人。カードを持つことに賛成の人、反対の人。それぞれの考え方があるから、どちらが正しいかなんて、絶対、誰にも言えないと思います。
それに、この問題は、本人の意思だけでなく、周囲の気持ちにも因ると思います。

だからこそ、見えない未来のことを考えて、大切な人たちと、色々なことをきちんと話していたいと思います。

  

Note book information

番組で、臓器提供者の姉・田中美和さんの本のことが紹介されていました。
  

 いまも、ここにいる―ひとつの命と七つの宝石の物語

Note 本の紹介文

人の一生とは、いつからいつまでを指すのか。この世に誕生したときから、その最期の日までであろうか。或いはその人のなごりが続く限りをいうのだろうか。突然の事故で脳死状態になった妹・理恵は、臓器提供の意思表示カードを持っていた。家族は悩んだ末に本人の意思を尊重し、臓器を提供することにし、7人もの命を輝かせた。ある日テレビで見た元患者に理恵の臓器が移植されたことを知った家族は…(「book」データベースより)。

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